トリキュラーの服用順番とシート

トリキュラーは、合成卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールと合成黄体ホルモンのレボノルゲストルが配合されている第2世代経口避妊薬であり、副作用の抑制や自然なホルモンバランスの為にレボノルゲストルの配合量を3段階で調整している3相性低用量経口避妊薬です。
その為、トリキュラーは、エチニルエストラジオールの配合量が0.03mgでレボノルゲストル配合量が0.05mgの赤褐色糖衣錠とエチニルエストラジオールの配合量が0.04mgでレボノルゲストルの配合量が0.075mgの白色糖衣錠、エチニルエストラジオールの配合量が0.04mgでレボノルゲストルの配合量が0.125mgの淡黄褐色糖衣錠、合成ホルモンが配合されていない大きな白色糖衣錠のプラセボ錠の4種類の錠剤の大きさや色を変え、間違い難くしています。
トリキュラー21錠は、横7列1週間分が縦3段3週間分で1シートに21錠あり、シートに左上より服用初日~6日目までの赤褐色糖衣錠6錠が並び、続いて7日目~11日目までの5日分の白色糖衣錠5錠が2段にわたり並び、最後に淡黄褐色糖衣錠10錠が2段にわたり並んでおり、カレンダーシールを貼り順番に服用します。
トリキュラー28錠は、21錠のシートに大きな白色糖衣錠のプラセボ錠が7錠が足されており、同様にカレンダーシールを貼り左上より順番に服用します。
トリキュラーは、低用量経口避妊薬なので合成ホルモンの配合量が少なく抑えられ、レボノルゲストルの半減期も22時間なので確実な避妊効果を維持する為に、トリキュラーの服用は毎日同じ時間にする必要がありますが、24時間以内の飲み忘れならば速やかに服用すれば問題が無いとされています。
24時間以上の飲み忘れに関しては、服用を中止し次の生理から新しいシートで服用を開始しますが、避妊効果が現れるまでは他の避妊が必要となります。

トリキュラーと違法な個人輸入業者

経口避妊薬であるトリキュラーは、通常は医師の処方なしでは入手する事が出来ないようになっています。
どうしてそのような風になっているのかというと、医薬品は人の身体に影響するものであり、その安全性や有効性などをきちんと調べた上で用いないと危険である事から、薬事法によって安易に流通してしまわないように管理をしているからです。
ただ、他人に販売したり譲渡せずに認められている範囲内であれば自分自身が使用する目的で個人輸入をする事は認められている行為となっています。
その際には、通常は地方厚生局で必要書類を提出した上で、薬事法に違反しない証明を受ける必要があるのですが、一定の範囲内であれば税関限りの確認で入手する事が可能となっています。
経口避妊薬であるトリキュラーの場合は処方せん医薬品であるために、一か月分以内であれば輸入が認められる事になります。
ただ、ネットが普及してからは個人輸入が認められているのを良い事に、個人輸入代行業者と呼ばれる業者が海外の医薬品を個人輸入の代行を行うという名目で実質的に通信販売をしているのが問題となっています。
このような行為は薬事法から言っても違法行為であり、何かトラブルがあった場合であっても購入者が自分で買ったのだから自己責任で済ませようとします。
そしてトリキュラーについてもやはり個人輸入代行業者が運営する通販サイトで販売されていますが、ここでも説明したように医薬品は危険性もあるからこそ管理されているので、安易には個人輸入代行を利用して購入するのは避けて病院で処方して貰うようにした方が良いです。
また、個人輸入で手に入れられる薬については偽物である事も多いという問題もあるので注意をした方が良いです。

トリキュラーは他人からは買えません

トリキュラーは、健康保険の適応外の医薬品なので、経口避妊薬としての使用に関しては自由診療となる為、個人輸入で入手する方も増えています。
医薬品の個人輸入には、原則として厚生労働省の地方支分部局である地方厚生局に必要書類を提出し薬事法などの法律に抵触しないかの証明が必要ですが、他人への譲渡や営業目的を禁じた上で規定量以内であれば、特例的に税関の確認も不要となります。
個人輸入で許可される医薬品量は、毒薬、劇薬又は処方せん薬に関しては用法用量からみて1ヶ月分以内とされ、医薬品や医薬部外品に関しては用法用量からみて2ヶ月分以内と定められています。その為、トリキュラーは、他人への譲渡は違法とされています。
トリキュラーなどの経口避妊薬は、卵胞ホルモンエストロゲンと黄体ホルモンプロゲストーゲンの合成ホルモンが脳下垂体に作用する事で人為的に妊娠状態をつくり避妊します。
第2世代3相性低用量ピルに分類されるトリキュラーは、エチニルエストラジオールと呼ばれる合成卵胞ホルモンの生理1周期あたり21日間の総含有量0.68mgと他の低用量経口避妊薬と大きな違いはありませんが、レボノルゲストレルと呼ばれる第2世代黄体ホルモンの配合量を5日間と6日間、10日間と3段階に変える事で、レボノルゲストルの配合量を削っています。3相性の経口避妊薬は、自然なホルモン分泌パターンに近づける為に、生理周期前半の不要なレボノルゲストルを少なくし、生理1周期あたりのレボノルゲストルの総含有量を低減させています。
その為、従来の経口避妊薬に比べて吐き気や嘔吐、乳房の張りや痛み、予定外の出血などの副作用が少なくなっています。
3相性のトリキュラーは、従来の1相性の経口避妊薬に比べても不正出血が少なくなる効果があるとされ、人気の高い経口避妊薬です。