トリキュラーでおこる消退出血と抜け毛

トリキュラーは黄体ホルモンと同じ働きをするレボノルゲストレルと、卵胞ホルモンと同じ働きをするエチニルエストラジオールが混合されたホルモン剤で、女性ホルモンのバランスを安定化させて排卵を抑制することで、高い避妊効果を得られる低用量ピルです。21錠と28錠のタイプが用意されていますが、どちらも同じもので、28日周期の月経に合わせて毎日服用します。21錠の中に成分であるホルモンが含まれており、飲み終わったら7日間の服用を休んで、次の周期から新しいシートを使用するようになっています。28錠では残りの7錠が何の成分も入っていない偽薬となっていて、飲み忘れを防ぐために用意されています。トリキュラーは三相性のピルとなっていて、6日、5日、10日で段階的にホルモンが増量され、より自然な女性のホルモンバランスに近くなるように調節されています。7日間の休薬期間中に消退出血が起こるようになりますが、トリキュラーは子宮内膜を厚くさせない作用があるため、出血量が非常に少なくなります。不正出血などと勘違いしやすくなるので、初めて使用する人は注意が必要です。消退出血は通常の生理と同じですが、自然に起こる生理とピルによって人為的に起こした生理を区別するために消退出血と呼ばれています。トリキュラーを使用していたら抜け毛が増えたという人もいますが、これはホルモンバランスが変化することによって起こる現象で、ほとんどは一時的なものとなります。3ヶ月もすれば女性ホルモンが安定化し、抜け毛も治まるようになります。長期的に使用している人で抜け毛が起こる場合は、別の原因が考えられるので、専門の医師に受診するようにしましょう。